InDesignでマスターにオブジェクトを置くとすごく重い。消しても重い。
InDesignでマスターページに重たいオブジェクトを置くと死ぬほど重くなる。ということに気がついた。
【再現手順】
(1)InDesignでマスターページに重いデータを作る。
これは単純に画像が重いとかより、効果を使ったオブジェクトをいっぱい置く方がわかりやすい。
今回はテストなので、
こういうオブジェクトを
▲ドロップシャドウとかエンボスとかの効果を数種類あてたオブジェクト
いっぱい並べてみた。
(2)重たいオブジェクトを置いたマスターを適用する。ページアイテムをオーバーライドする
オブジェクトを並べたマスターAを適用したページでオーバーライド。
▲適用したマスターオブジェクトをオーバーライドして入力できるようにする
(3)テキストを入力してみる
オーバーライドされたアイテムのテキストをうちかえてみる。
…お、おおお、重っっっっっっっ!!!!!!
スクリーンショットじゃこの重さは伝わらないと思うので説明すると、テキスト数文字打ち込もうとするたびに、レインボーカーソルがくるくるまわって数秒待たされるレベル。
(4)こりゃたまらんので、ページに適用されたマスターオブジェクトを削除、あらたにテキストフレームを作りテキストを入力してみる
オーバーライドされたマスターアイテムが重いのかと、削除。新規テキストフレーム作成。
重い!ページに適用されたマスターページアイテムを削除しても重い。
マスターページアイテムを削除しても、そのオブジェクトのあるマスターが適用されているかぎり動作が重い。
いままでマスターにそれほど重いデータを置いた事がなかったから気がつかなかったけど、マスターページが設定されていると、それだけで動作が重くなってしまうようだ。
【解決策】
ページアイテムをオーバーライドしたあと、他のマスターページを適用する
…つまりマスターページとの関連を切るしかないわけで、実質マスターページにはあまり重いデータを置いてはいけないということらしい。
なんだよそれ。