ちくちく日記

DTP系備忘録。真面目にやってます。

FontExplorer Xが日本語化したぞーーー!

安定と信頼のフォント管理ツール、FontExplorer Xがついに日本語化しました!

▲待ってたよ!

いろんなフォント管理ツールを試しては、あそこがダメだここがよくないと好き放題めった切りしてる私ですが、普段使っている管理ツールはFontExplorer X PROです。

私がフォント管理ツールに求める条件である

・安定性
・軽快な動作
・フォントの外部フォルダ(システムフォルダ外)での管理
・バージョン違いフォントの複数管理
・フォントセットの作成の簡単さ

をある程度備えているツールとして、もう10年近くのお付き合い。

ただ、そのFontExplorer X、日本語対応してなくてメニューや設定表示が全て英語!というところが玉に瑕だったのです。
いや、英語メニューのままでも、日本語フォント管理はできるんですよ?
だけどただでさえフォント関連の用語って馴染みがないことが多いのに、日本語でもわからない単語が英語で書いてあってわかるわけがないじゃないすか!設定画面全部英語で「多分こういうことだよなー」って何となく設定してたけど不安じゃないですか!
それが日本語対応!


▲ちゃんと日本語表示!


正直、日本語対応する気配全くなかったので、ほとんど諦めてたよ!「外国のメーカーだし仕方ないなー」って!
「FontExplorer X Proは金髪美人の有能秘書のイメージ。仕事できるけど何言ってんのかわかんないの。対してApple純正システム標準のFontBookは純情素朴な田舎の幼馴染。いつもそばにいるけどちょっと抜けてて物足りない」とか言ってたのに、金髪秘書、いつの間にか日本語をマスター!有能!

▲有能美人秘書と田舎の幼馴染イメージ(イラスト:@moriwaty画伯

まだ関連文書全部は日本語化できていないようで、ヘルプやクイックツアーなどを選択すると、英語のままだったりNot Foundが出ちゃったりします。
この辺はまだまだ秘書も「ニホンゴ勉強中デス…」って感じでしょうか。


▲ところどころ英語が出ちゃう

でもメニューが日本語表示になったことでお付き合いしやすくなった感じはあるよね!
今まで、人に勧めるのにも「いいツールだよ。でも全部英語なんだ」っていうと「それはちょっと…」的な反応が多かったけど、これでハードルが低くなったというか、親しみやすくなったというか!
今まで「英語だから…」と敬遠してた方はこの機会にお近づきになってみてはどうでしょうか!


ただしFontExplorer X、有償ツールなので試用期間終了後は購入する必要があります。89.00€

割と定期的にアップデートがあって数バージョンごとにアップデート料金が必要。
「報酬はきっちりいただきます。仕事ですから」って感じ。
フォント管理ツールは、FontBookやLETS FontACE、モリサワFontKeeperなどタダで使えるツールも色々あるだけにこの金額に抵抗を感じる人もいるかもしれない。まぁタダで使えるツールは機能的に「タダだからな…」としか言えないところも多いので、FontExplorer Xは価格分の価値は十分あると思うけど。


「安い女(フリーウェア)と一緒にしないでくださる?」


ビジネスライクなお付き合いをお願いします!