ちくちく日記

DTP系備忘録。真面目にやってます。

Adobe Creative Cloud 発表イベント

Adobe Creative Cloud 発表イベントに行ってきました。





きゃりーぱみゅぱみゅが来てた。以上。






…まぁそれだけだとあんまりなんで、レポート。

今回はAdobeCreative Cloud 発表イベントって事で、イベント参加は抽選制。私は運良く抽選にあたったのだけど、外れた人も多かったらしく「そんなに応募者が多かったのかなー」とか思ってたんだけど、会場に行って納得。
イベント会場、席数300ぐらいしかない。しかも半分近くプレス席。そんでプレスがいっぱいいるのよ。なにこれ、なんでこんなにプレスがいるの?もしかしてテレビも来てる?

会場の前方座席は全部プレス席で、そこがぎっしり満員。Adobeの製品発表ってそんなに取材が来るようなものだったか。
不思議に思いつつも席を確保し着席。会場は前方にステージがあり、なぜかステージ上に巨大な球体が。
「あの球体がぱーーーーんて割れて、中から人が登場!とかだったら面白いのに」「そこまでやったらAdobeは本気だ」とかくだらない話をしているうちにイベント開始。


「お待たせしました。Adobe Creative Cloud 発表イベントのはじまりです!」の言葉とともに、ステージから湧き出る(ドライアイスの)煙!浮き上がる巨大球体!会場あちこち、クレーンで移動するカメラ!うわーー…。司会もプロの人みたいだし(無駄に)金かけてんなAdobe

イベントは社長の基調講演から。
日本は重要な市場だよといったお約束トークから、Creative Cloudというサブスクリプションモデルについての説明。月額制でいつでも最新のバージョンが利用できるよ、新しいCS6についての情報はこの後担当者から説明してもらうよ。デモは自分がやるより担当者の方がいいからね、昔Adobeに入ったばっかりの頃、デモで失敗しちゃったんだよ、ハハハ。みたいなアメリカントーク…。
同時通訳付きだったので、イヤホンで日本語通訳を聞きながら見てたんだけど、この中で新しいPhotoshopについて「100倍はやくなった」という説明があり、「は?100倍?100倍ってなんやそれ?誤訳か?」と。なんか100倍早くなったらしいです。

次にバイスプレジデント(えーと、副社長?)の女性マーラ・シャーマさんから説明。
スマートフォンタブレットなど新しいデバイスが登場し、コンシューマーは平均1日1時間ブラウジングをしている。
Adobeとしてはコアカスタマーであるデザイナーにどのような製品を届けていくかを考えている。

CS6のポイントは4つ

  • パフォーマンスの改善
  • ユニークUI(新しいUIが採用されたものがある)
  • マルチデバイス対応
  • それぞれのアプリケーションにすばらしい新機能

Creative Cloudはいつでも最新アプリケーションを利用する事ができるだけでなく、オンラインストレージとしてファイルの共有なども行える。月額5,000円だが、今回は発売記念版として月額3,000円で提供する

ここで、Adobe西山氏によるPhotoshop Touchのデモ。
Photoshop Touchはタブレットで動作するPhotoshop。通常のPhotoshopで行うような画像調整がタブレット上で行える。現在英語版のみだが、もうすぐ日本語版もでるとか。タブレット版ならではの機能としては、レイヤーを斜めにした状態から見るような見せ方。

デモではiPad上で写真の抽出、切り抜き、保存したファイルをCreative CloudのストレージにあげてPCと共有、さらにPC上のPhotoshopで合成といった作業をやってた。

次に今回新しく登場したアプリMuse(ミューズ)。
簡単にリッチコンテンツのWebサイトが作れるというアプリ。Creative CloudにはTypekitというWebフォントサービスも含まれるので、このサービスを使ってサイトをつくれば、色んなフォントを使ったサイトがつくれるよ!とデモ。(ただ、このTypekitサービス、どうも日本語フォントは含まれてないような…デモで表示したフォントは欧文フォントのみだった)

MuseIllustratorInDesignを使うような感覚でWebサイトが作れる、twitteerのTLをみてると「こんなツールでつくったソースは汚いに違いない」とか「こんなの使わない」みたいなネガティブな意見が多かったんだけど、私はこれ結構いいと思ったなー。仕事で使うかはともかく、個人としては簡単そうだし使ってみたい。あとこれ同じようなツールがあったよね?ああ、そう Flash Catalystだ。簡単にFlashムービーがつくれるとかそういうの。たしか2年前ぐらいにでたやつ。と思ってサイトの情報見に行ったら…

Adobe® Flash® Catalyst®の販売を2012年4月23日をもって終了いたします。

終了してるーーーー!!!はや!おわるのはやっ!
Adobeさん、切り捨て早いっすね…。


ということで、亡きFlash Catalystの跡を継いで(違)がんばってくださいMuse。私は結構好きだよ。


イベントはゲスト紹介へ。
ゲストは蜷川実花氏、写真家で映画監督の人だね「今度東京をテーマにしたガイド写真集をつくるんです」とかで「写真集のモデルを紹介します」「きゃりーぱみゅぱみゅちゃんです!」


きゃりーぱみゅぱみゅがでた(笑)


いやーなんていうか…Adobeの製品発表イベントに来る層と、きゃりーぱみゅぱみゅのファン層ってぜんっっっぜんかぶってないだろ…。
一般招待席のスーツ姿ビジネスマン(多分プリンタメーカーとかそういう固そうなおじさん)とか死んだような目で見守ってたぞ。

しかし、大量のプレスはどうやらこのために来ていたらしくにわかに動きが活発になり、写真をとりまくり。(プレス以外は撮影不可)「それではここからフォトセッションです」と、製品名ロゴのはいったついたての前でさらに写真とりまくり(ああ、ワイドショーとかでよくある製品発表にタレントが来てる写真ってこういう風にとられるのね…)

きゃりーぱみゅぱみゅがいたのは時間にして20分ぐらい。そしてイベント前半終了。そのとたん大量に帰るプレス!(笑)満員だった最前列のプレス席ががら空きに!最前列真ん中にぽつんと一人だけ残されたMacお宝鑑定団のdanbo氏!いや〜もうシュールで笑った。

会場の三分の一ぐらいをしめていたプレスが帰ってしまったので、会場がスカスカに。ねぇいいの?これでいいの?Adobe!
きゃりーなんとかやら呼ばなくていいから、ほんとに製品に興味のあるユーザーをもっと入れたほうがよかったんじゃないかねぇ。まぁきゃりーぱみゅぱみゅの方が宣伝になるんだろうけどな。

イベントは後半、製品紹介セッションへ。
わたしらユーザーにとってはここからが本番だよ。さぁじっくりたっぷり見せるがよい!

と、思ったんだけど、なんせ全部のAdobe商品を紹介しなきゃいけないから、各製品ジャンルで30分ずつぐらいしか紹介時間がないと。なんだよもー、小娘なんかどうでもいいからあの時間でもっと紹介してくれよ。


まずデザイン製品の紹介から。


Illustrator

・UI変更
まず、一番に目につくユーザーインターフェースの変更。ツールバーやメニュー等が黒いバックに白での表記になったAdobeの担当者曰く「クールでセクシーなUI」になったんだそうですよ。

・64ビット対応
64ビットに対応したことで、パフォーマンスが向上

実際にCS5とCS6で同じファイルにドロップシャドウ効果をつけるというデモをしてみせたけど、CS5で12秒半かかっていた処理がCS6では5秒に。
細かい事だけど、ドロップシャドウ効果のウィンドウもいままでよりやや小ぶりに。できるだけ作業領域を邪魔しないようにということらしい。

IllustratorCS6のサンプルファイルには、ビーナスの誕生をモチーフにしたサンプルデータが入っているようなのですが、その一つを開いて、複雑なパスオブジェクトの選択などの処理も早くなっていることをデモ。

B2サイズのデータ表示などもいままでよりスムーズに。(デモを見た限りではこれは、まぁまぁかな…ぐらいの早さ)

・線にグラデーションの効果

いままでグラデーションは塗りに対してのみしか適用できなかったが、線に対しても適用できるようになった。
線へのグラデーションということで「出力は大丈夫?」と不安になるかもしれないが、大丈夫!出力機メーカーである大日本スクリーンさんもテストし、問題ないと言ってくれてます(と、出力の手引きweb、CS6への対応を表示)

ほー、出力に問題ないから、安心して使えと。メーカーも保証しています、と。
保証されるのは、APPEでPDF/X-4にして出力したときだよ、というのも付け加えといてくれんか。間違っても超複雑なデータをEPSにして古いRIPに通してもOKという話じゃないからな!

その他にもパターンの作成やトレース機能の向上いった新機能はあるのだが、残念ながら時間が少なくIllustratorの紹介はここまで。



InDesign


InDesignはUIの変更なし

今回UI変更になったのはIllustratorPhotoshop、Premiere Proの3つ。他は変更なしらしい。なんか中途半端だよね、やるなら全部やればよかったのに。

・代替レイアウト、リキッドレイアウト

代替レイアウトは、一つのレイアウトからサイズの違う他レイアウトを作成する機能。
要は電子書籍などで、縦置きレイアウトと横置きレイアウト2種類が必要な場合に、自動的に縦から横のレイアウトを生成できる。
レイアウト変更の際、動かしたいオブジェクトや動かすルールを設定するのが、リキッドレイアウト。
オブジェクトごとに、コンテンツの調整ルール(横幅をのばす、とか)を設定して、それに基づいて代替レイアウトを行う。

デモでは「電子出版以外にも、ポスターからちらしへ、書籍のサイズ変更など紙媒体のレイアウト作業にも便利」って紹介してました。


Muse

さっきのデモでも紹介されていたMuse。デザイナーのためのWebサイト制作ツールだそうな。
HTMLやjavascriptといったコードスキルがいらない。コードを書く事なく、通常のレイアウトと同じ感覚でWebサイトを作る事ができる。
今は英語版しかないんだけど、夏には日本語版がリリース予定。

Museのメニュー画面はとてもシンプル。
[プラン][デザイン][プレビュー][パブリッシュ][マネージ]と5つのメニューが用意されていて、Webサイトを作るステップごとのメニューになっている。

[プラン]はツリー構造が表示される画面。ここでサイトの構造(どこにどのページを表示するか)を決める
[デザイン]で各ページのレイアウト、これはIllustratorInDesignの操作に近い。Webサイトを作るのに必要なボタンなどのツールもある程度用意されている。
[プレビュー]で作成したレイアウトの表示を確認
[パブリッシュ]でWebサイトをアップロード。 Creative Cloudにはホスティングサービスもついているので、それを利用する事もできる。
[マネージ]公開されたWebサイトの解析サービス。アクセス数などが確認できる。ADPSでやってるアクセス解析とかに似てるね。デモで出していたのは英語表示だったけど、ここも日本語化するんだろうか?なんとなくこれは英語での提供になりそうだなー。

ちなみにADPSはいまのところCreative Cloudには含まれていない。ただし、シングルエディションは近々Creative Cloudに含まれる予定だそうな。

デザインセッションはこれで終了。
正直内容紹介物足りないけど30分しかないんじゃ、ほとんどなにも紹介できないよね。


次にビデオセッション。

わたしのブログを読んでる人は、ほぼDTP系の人でビデオ情報が欲しい人はあまりいないと思うんだけど、見たからには一応書いておく。

ビデオ製品群には、制作ツールに新しいツールが2点追加になった。

プレリュードとスピードグレード
プレリュードは映像を編集するまえのファイル準備ツールで、スピードグレードは映像のカラー補正ツール。スピードグレードはAdobeに買収される前は数百万のソフトとして売られていたものらしい。「そんなソフトですが、 Creative Cloudに入るとお安く使えます!」的な紹介をされてた。

Premiere Pro

・CS5から搭載されているマーキュリープレーバックエンジンを強化。

レンダリングせずリアルタイムでプレビューが確認できる。よりパフォーマンスを強化し、エフェクトを変更しながらのプレビューが可能に。

・最多25分割の画面で、複数の素材を再生しながら切り換え編集が行える。



After Effects

モーションエフェクトツールのAfter Effectsは3Dの表現力が大幅強化。

・3Dカメラトラック

3Dオブジェクトと映像を合成。カメラで撮影された映像から、映像の空間を3軸(X,Y,Zで奥行きまで)認識。

・レイトレース3D
空間中に3Dオブジェクトを作成

・パフォーマンスの強化

RAMプレビューを強化した。After Effectsではグローバルパフォーマンスキャッシュとして、一度作成したRAMプレビューのキャッシュをメモリーが許す限り残している。

ちなみにデモではかなりの合成をさくさくとこなしていたが、デモで使ったマシンは24GBのメモリを搭載しているとのこと。


オーディション

オーディションは音の編集ツール
・スピーチの自動同調

いわゆるアテレコで、とった映像に対して別取りの音声を重ねる場合、口のうごきと音声を合わせるのは以外と難しい。自動同調機能を使うと、元の音声の波形に合わせて、自動的に音声を調整してくれる


Webセッション

CS6ではHTML5、CSS3などweb標準技術へのサポートが大幅に増えた。
様々なデバイスが使われているという現状にあわせて、デバイスのサイズにあわせて、柔軟に表示を変更するというアプローチを用意

Fireworks

・オブジェクトのCSSでの記述を自動で作成 Fireworks上で作成したオブジェクト自動的にCSSでの記述が作成される。そのソースをそのままDreamweaverに貼付ければ、CSSを自分で書く必要がない


Dreamweaver

・可変グリッドレイアウト

Webサイトの表示幅を変えると自動で表示するオブジェクトを変更するレスポンシブルウェブデザイン。デバイスごとのグリッド数を指定することで、メディアクエリーの自動作成が行える


Adobe Edge

・Web用のタイムラインアニメーション作成ツール

HTML5、CSS3、JavaScriptを使ったアニメーションを簡単に作れる
夏頃リリース予定


Flash Professional

FlashからHTML5の書き出し機能搭載

Toolkit for CreateJSを利用する事で、Flashで作成されたコンテンツをHTML5でも利用できる型式に変換できる

スプライトシート生成に対応 Flashからスプライトシートの書き出しができるようになった。JSON型式での書き出しを選べば、アニメーションのコマを1枚に並べたシートと、各種座標値などが記述されたテキストが書き出されるので、これをjavascriptなどで利用することができる。




Photoshop

そして、最後に真打ちPhotoshopセッション。
他のセッションが複数のアプリまとめて紹介なのに、PhotoshopPhotoshopだけで1セッション貰えるんだね。さすがに看板アプリというとこかな。

・24ヶ月ぶりのV Up。

Photoshopのバージョンアップは24ヶ月ぶり。久しぶりのメジャーバージョンアップ。

・パブリックベータやってます

PhotoshopCS6は皆様に製品を試してもらえるパブリックベータを公開している。今ならPhotoshop CS6の製品版があたるキャンペーンもやっている

なので、私も入れてみた


▲UIが大幅に変更されてる

・UI変更

クールでセクシーなUI変更はPhotoshopでも。ただし、このUIは環境設定でいままでのUIに戻す事もできる。


▲UI変更の設定


・描画パフォーマンスの向上

アドビマーキュリーグラフィックエンジンを搭載、従来の100倍早くなりました。
CS5との動作比較デモでは、60MBのtiffファイルでゆがみフィルタをつかって動作の違いをみせていた。CS5では、ゆがみフィルタのウィンドウへの切り換えやゆがみツールでの描画がワンテンポ遅れて付いてくる感じなのにくらべ、CS6では瞬時に表示され、ツール描画もリアルタイムに表示される。
このアドビマーキュリーグラフィックエンジンの対応はパペットワープなど様々なツールでの描画に採用し、パフォーマンスを向上させている(逆に言うと、全体が早くなったというより、そういったツールに個別対応させて早くなったということかな?だとしたら、その恩恵に預かっていない処理もあるのかも)


・ファイル管理

バックグラウンドでの保存、ファイルの自動保存などに対応


・コンテンツに応じて修正機能にパッチと移動が追加


▲コンテンツに応じて移動

CS4、CS5とコンテンツに応じての修正、塗りつぶしといった機能を追加してきたが、この機能は画面上でランダムにサンプルを採取して塗りつぶすので、使用して欲しくないサンプルで塗りつぶされてしまうことがあった。今回は、コンテンツに応じる→パッチという処理にすることで、ソースサンプルを指定できる。
さらに、画像の一部を切り抜いて移動し、元の場所を塗りつぶす機能についても、コンテンツに応じて移動という処理で簡単に移動ができる。
コンテンツに応じて移動、の例では「たとえば人物の顔なんかでも顔のパーツが中心よりの人のパーツをちょっとずつ動かすみたいな、美容整形的なことも手軽にできちゃいます」と。ああ、AKBの○田○子さんみたいな顔のことですよね!わかります。
デモでは草原に立つ女性を切り抜いて移動させていた、が、こういう草原といった自然物はコンテンツに応じて修復がうまく行きやすいところ。自分でも試してみました



▲ねこさんを移動させてみよう!


いかん、礫死体みたいになった!!!!!!!


▲まずい画像に!

多分、移動した部分をうめるコンテンツがある程度広範囲でないと、うまく埋められないような気がする。
デモではめちゃくちゃきれいに移動してたんだけどなー、Adobeのデモ素材はほんとにいつも最高ですよね!


・動画編集機能
Photoshopで動画ファイルを開き、編集する事ができるようになった。
開いた動画ファイルはレイヤーとして表示され、レイヤーには動画のアイコンが付く。


▲動画のアイコンがついたレイヤー

動画ファイルがタイムライン表示され、複数クリップを選択し、新規ビデオグループを作成を選ぶ事で、一つの連続クリップにすることができる。


▲下にタイムライン表示

動画の編集に関しては、ビデオクリップの長さの変更、簡単なトランジション効果、タイトルを入れるといった文字編集、オーディオトラックの追加などに対応。
写真を編集する感覚で動画を加工できるので、たとえば、白黒フィルタなどを動画レイヤーに適用してモノクロ動画にするといった処理も可能。

そこまで複雑な処理はできないけど、簡単なムービー編集ならこれで十分かも。使い慣れたPhotoshopで簡単に映像編集ができて結構楽しい。


Photoshop Extended

Photoshopの高機能版であるExtendedには、テキストから3Dロゴを作成する機能が。
こちらもマーキュリーグラフィックエンジン搭載で、パフォーマンスを強化している。



これですべてセッション終了。

今回製品紹介はAdobeの担当者2名で機能説明をする男性社員にアシスタント的な女性が質問するという掛け合い形式。これが…なんていうか…すごく練習されたんでしょうけど…なめらかすぎて…

「こんなすばらしい機能がついてるんですね!…でもこんなに高機能だったら…お高いんでしょう…?」
「ご安心ください!これだけの機能がついて、Creative Cloud なら月々たったの5000円!しかもいまなら特別キャンペーンで月々3000円でのご奉仕です!」

ジャパネットタカタかおまいらは。

もう後半、通販番組にしか見えなくなってたよ。
各セッションも30分ずつでほんとに各商品ちょっとずつしか紹介されないしねぇ。まぁこれから販社さんのセミナーとかあるから、そっちでじっくり紹介してもらおう。

あ、ちなみにこの日のイベント、参加者ひとりに一袋ずつ「記念品」がわたされた。
いつものように、製品パンフがぎっしりはいってんだろーなー、重いけどでも最初だし情報よみたいからいっかとか思ってたら、なんと中身紙のパンフは一枚もなし!どうやらAdobeは紙のパンフを作るのはやめてしまったみたいです。経費削減か。
かわりになんか変なカードと、フォトスタンドがはいってました。
カードの中にはつかいづらそーなUSBメモリが…。


USBメモリ、すごい使いにくい…

はっっ、もしかしてこのUSBメモリの中に、製品情報のデータが入ってたりするの!?紙をやめたからデータで配布!?
とか一瞬おもったけど、なんもはいってなかった。なんだこれ。


ということで、イベント感想。

話題のサブスクリプションモデル、Creative Cloudについては、とりあえず月額5000円、いまだけ3000円という話は何回もでたけど、細かい部分はよくわからず。もうちょっと情報を集める必要がありそう。

アプリケーションの機能アップは全体的に、様々なデバイスに対応するための「自動レイアウト変更」的な機能追加がテーマになってるとこが多かったかな。
電子書籍もそうだけど、Web標準技術向けの機能強化に対応してる。
あとはパフォーマンスの向上と目立つとこではUIの変更。UIの変更は、すべてのアプリケーションが新しいUIになったわけじゃないのが中途半端感じ。
印刷ユーザーからみると、さほど大きな機能アップや変更はないなぁ。Illustratorの線グラデとかPhotoshopの映像編集とか「…それちゃんと出力できる…?」と心配なとこはあるけど。


なにより20分程度しかいなかった「きゃりーぱみゅぱみゅ」の方が印象に残っちゃったんだからそういうことだ。