ちくちく日記

DTP系備忘録。真面目にやってます。

出力の手引き16版、さようならQuark。

世間様がAdobe CC 2014で盛り上がっているなか、こんなネタで更新するのは恐縮ですが。

大日本スクリーンの「出力の手引き」16版がでたようです。(出力の手引き16版


出力の手引きには、新しい版で追加された部分が赤で強調表示された「更新部分強調版」があるので、どこが新しくなったか手っ取り早く知りたい人はこちらを見るのがオススメ。(更新部分強調版


が「更新部分強調版」ではわからない、今回一番のポイントは


ついにQuarkに関する記述が消えた…っ!!!!!


15版まではあったQuarkXPress.7〜9対応のPDF作成手順や留意事項、初期設定といったQuarkXPress関連ページがごっそり削除されてます。


あー…まぁねぇ…。

最新バージョンのv10は深刻な不具合が解決せずいまだサポートされないままだし、Quark7〜9にしても、今、入稿あるって話はほとんど聞かないもんなぁ。


もう、今更Quarkを新規で使おうって人はいないだろうし、あえてページ数をさいて説明する必要もなくなってきたって判断かな。

かつて一世を風靡したQuarkも今では古参DTPerが「昔はQuarkっていうソフトで色々苦労をしてねぇ…」って若い人に自慢苦労話をするためだけのアイテムになりつつあるからな。


しかし、その苦労話をしようにも、今、業界に若い人がほとんど入ってこないんだよねぇ。枯れてるわぁ。