ちくちく日記

DTP系備忘録。真面目にやってます。

Glyphsの初心者向け勉強会があるよのお知らせ

── こんにちわ!「ちくちく日記」です!

「こんにちは、ちくわです。…うわぁ!久しぶりすぎる!」

── 一年ちょっとぶりだね!ちくわその1 ちくわその2

「なんかもう、マスコットキャラとか忘れられてるのかと思ってました」

── もともと一回かぎり使い捨てのつもりで出したキャラだったからねー。

「ひど!扱いひど!っていうか、そもそもあなたブログ全然更新してないじゃないですか。この一年で書いたのがたった4本ってあんまりじゃないですか?」

── 今年は新年の目標で「月に一本はブログ更新!」って目標たてたよ!

「もう3月なんですけど!すでに全然守れてねぇ!」

── このままWebの大海に沈んで消えてしまうのもいいかもしれない…

「その割に忘れた頃に更新してますよね。往生際悪いなー」

── まぁいいじゃない。それじゃ恒例の新しい体だよ

「頭がアンパンの人みたいな言い方はやめてください。また適当な写真ですか」

── はい。

「袋のまま!!!せめて袋からだしてくださいよ!」

── わざわざ写真とるために買ってきた。見栄はって一番高いやつな!いつもはPB製品の一番安い奴しか買わないのに!

「それ言っちゃったら見栄はった意味ないです。一番高い奴っていっても購入が近所のスーパーってあたりにやる気のなさがでてますよ。それで、今日はどういう用件なんですか」

── じゃーん「Glyphsの初心者向け勉強会があるよのお知らせ」です!2015年4月19日、エッサム神田ホールにて!

「え?また?またやるの?てか、僕Glyphs勉強会限定キャラになってません?」

── またやるっていうか、今回は私じゃなくて、東京DTPの勉強会さんの主催だよ。


「あ、勉強会さんでやるのか。それでなんでここでお知らせするんです?」

── Glyphs勉強会ってことで、去年あれだけ大騒ぎして勉強会をやった私としては他人事と思えないからね。それに講師はものかのさんと照山さん!ものかのさんには去年の勉強会でも講師をやってもらったご恩があるし、照山さんはその勉強会からGlyphsを使い始めたっていう、うちから産まれたといっても過言ではないGlyphs使い!

「いやいやいやいや過言だろそれは」

── 実際照山さんは、初心者向け勉強会に参加した後、FacebookのGlyphsユーザーグループ、Glyphs日本支部で積極的に質問して、次々に「やわらかあたまなふぉんと」を作り出しているんだよ

「『やわらかあたまなふぉんと』ってなんです、それ」

── 例えばね「図版で範囲を{}(波カッコ)で囲むときに、自動的にサイズに合わせて伸び縮みする{}(波カッコ)文字


「あっ、これは便利だ。へぇGlyphsを使うとこういうフォントも作れるのか」


── 「数値を入力すると自動的に棒グラフになるフォント


「なるほど。フォントを作るっていうと書体デザインをやるのかなーと思うけど、入力したら形が出る機能って考えれば色んな利用法があるんですね」


── こんなのもある「時刻に合わせて秒針が動くアナログ時計フォント

(こちらのリンク先で動作をご確認ください)
「えっ…!えっっ…!なにこれ…!これ、もしかして、アナログ時計の部分がフォント!?えっなにそれ!!!!!!!なんでうごくのこれ!」

── Webフォントの仕組みらしいんだけどね。うん。ここまでやると立派な変態さんだね!(褒め言葉)

「『褒め言葉』ってつければ何言ってもいいってわけじゃないですよ!でも変態だ!!!!

── 柔軟な発想をもてば、フォントひとつで色んな事ができるってことだよ

「…なんか難しそうですね…」

── いやこれは照山さんが変態さんなだけでね!勉強会ではもっと簡単なとこから入るからから大丈夫!フォントを作るってやってみると簡単だよ。こんな多機能なフォントじゃなくても、普段インライングラフィックでつかっている外字をフォントに置き換えるだけですごく作業効率はあがるし。あとフォントってどういう仕組みなのかなっていう知識を得られるってのも役に立つと思う。

「今度の勉強会は初心者向きなんですよね。…あれ?ハンズオン?ってことはパソコン持ち込みでってこと?」

── そう。実際にGlyphsを触ってみて、使い方を一から教えてもらえる。去年私が勉強会をやった時も初心者向きのハンズオンセッションはものすっっごく好評だったんだよね。

「えー、でも『Glyphs、IllustratorInDesignがインストールされている事』って…、すごくハードル高いですよ…全部持ってる人ってそういないんじゃ…」

── 体験版があるじゃない!体験版なら無料!

「うーん、でも操作に慣れてないから、ハンズオンでもついていけないかも…」

── 会場ではスタッフがサポート役としてつく事になってるからつまずいてもサポートしてもらえるよ。今回は少人数で行うセミナーだしね。

「それに…僕、Macもってないんですけど!

── おまえちくわだもんな!!!!

「ぼくの体ではマウスもキーボードも操作できませんし!」

── その体に手足はえてたら気持ち悪いから!…いや、いいよ。うん、マシン持ち込みなし見てるだけ受講もありってことで。

「えっ、いいんですか?」

── うん、真面目な話、見てるだけでも勉強になると思うんだよね。実際、前回初心者だった照山さんは、あっというまに引きずり込まれて今じゃどっぷり文字っ子の沼の住人だし。

「なんですか、その文字っ子の沼って」

── 文字の世界ってさ、なんかちょっと興味をもって「あれ?面白いかも」とか話を聞いているうちに、ずぶずぶと深い世界に飲み込まれるっていうかそういう感じなんだよね。そういう人がいっぱい生息してるのが「文字っ子の沼」

「せめて泉とか池とか海とかきれいな言い方はないんですか」

── あ、一番深くて濁ってるのは文字コードのエリアだから!あそこらへんの住人の濃さは半端ない。タイポグラフィデザインとかそういうあたりは、深さはあっても水は澄んでてきれい感あるよね!

「でも今回のGlyphs入門っていうのは、あくまで初心者向きだし、フォントを作ってみるだけならそんな泥沼ワールドってわけじゃないですよね」

── なにいってんの!いいか、フォントを作るって言うのはね、タイポグラフィデザイン、文字コード、フォント構造、システム、アプリケーションの挙動、すべての文字沼ジャンルに足を突っ込むってことなんだよ!いわば文字っ子変態道のエリートコース!!

「初心者を怖がらせるような言い方するなよ!」

── はじめてさんにも、ものかの先生が優しく指導!

「あっ、あの人優しそうだもんね。それなら大丈夫かな」

── 「怖くないですからねー、大丈夫ですからねー」っていいながら、腕をつかんで文字の沼にずぶずぶずぶずぶずぶーーーーーーーーっっと!!!

妖怪かよ!なんだ引きずり込むって!!」

── だってあの人、文字の沼最深部の住人だもん。語り口やさしいし、説明がわかりやすいからうっかりだまされるけど、話してる内容はディープ!

「そこは『難しい内容もわかりやすく教えてもらえます』っていうだけでいいんじゃないの」

── さあみんな!いっしょに変態になろう!

「文字に関わる人みんな変態みたいな言い方はやめろ!」

── おいでよ文字っ子の沼!

「住人は妖怪ばっかりか!」

── みなさんの参加をおまちしております!


★今回は少人数での開催ということですが、まだ少しなら席があるようです。パソコン持ち込みなし、聴講のみの参加もOKだそうです。お申し込みはこちらからどうぞ。