ちくちく日記

DTP系備忘録。真面目にやってます。

ニス加工名刺を作ろう!参加者募集

以前参加した「特殊加工(ニスで疑似エンボス)の名刺を作ろう!」企画「みんめプロジェクト」が再び参加者を募集しています。


みんめproect for dot-Ai スタート


「みんめプロジェクト」は「あまり使う機会のない特殊加工、みんなで集まってやれば安くできるじゃない!じゃあみんなでニス加工の名刺でもつくっちゃおっか!」という、特殊加工体験プロジェクト。

単に安く特殊印刷(ニス加工)の名刺を作ろうというだけじゃなく、みんなで(Twitterなどで)わいわいやりながら名刺を作ることによって、データ作成から印刷までその過程を楽しもうという企画です。

前回私が参加した時の感想などはこちらのレポート(疑似エンボス(ニス加工)の名刺をつくりました)に書いたのですが、ただ単に名刺を作るだけじゃなく、特殊加工のデータの作成を実体験しながら、希望者は印刷現場の見学、出来上がった名刺の郵便交換会(デザイナーさんなどの凝りに凝った名刺がずらり!)など、様々な行程を楽しめました。

▲前回参加したとき希望者同士の名刺交換会で手に入れた名刺。見てるだけで楽しかった…!

今回はfor dot-aiということで、6月29日開催のIllustratorユーザーのイベントdot-aiで凝った名刺を交換したい!という人にあわせた締め切り設定になっておりますが、もちろん、どんな方でも参加OK。
ちょっと凝った名刺を作りたい!という方におすすめです。


作成する名刺は
6C×6C(プロセス4C+ニス版2C)のフルカラー疑似エンボス両面200枚。アートポスト180kg

両面フルカラーでニス加工というかなり豪華な仕様です。

ニス版の2Cというのは、ニスを2回重ねる事でツルツルとザラザラという2種類のテクスチャができ、それがエンボスのようなやや盛り上がった効果になるという物です。




いずれの写真も@yamo74氏撮影
▲ニス加工の見本

@yamo74氏が作ったみんめ説明用のページ(#minme_returns)には他にも色々とサンプルの写真や、制作についてのQ&Aが載っています。

値段や締め切りなどは賢工印刷さんのみんめプロジェクトページでご確認ください。


このプロジェクトの面白いところは参加者のほとんどがデザイナーや製版、印刷担当など印刷やデザインのプロであるところ。
そんなプロ達が「どんな風になるのかな?(・∀・) やってみよう!」と持てるテクニックのすべてをつっこんだ無茶ぶりデータを出力に!

裏のテーマは「(賢工印刷のみんめ担当者である)@hakubaouji氏を泣かせよう!」なんじゃないかと思うぐらい、色々な事を試してます。

「そんな事して、ほんとに出力できなかったらどうするの…?」と心配するなかれ。プロジェクトでは事前に一回の本機校正が組み込まれており、無茶なデータはそこで一度テストができます。というか、テストが出来るからこそ皆色々とお試しができるわけですが…。本機校正は様々なパターンのテスト用と割り切って、本番でガラリとデザインを変える人も多いです。

もちろん、本機校正前にも、データの作り方やチェックなどはTwitter上で@hakubaouji氏に教えてもらったり実際のデータを見てもらったりもできますし、ハッシュタグ#minme_dotAiをつけて疑問をつぶやけば、他の参加者(百戦錬磨の人たち…)からも回答が貰えるかもしれません。申し込み前に色々質問をしてみたい方はTwitter上で@hakubaouji氏に直接どうぞ!


普段「印刷の人にデータの作り方を質問したいけど、なかなか答えを貰えない」とモヤモヤしている方はこの機会に印刷現場の人に直接質問をしてみてはいかがでしょうか?
もちろん、「こんな作り方で表現したいけど、出力ででるかどうかわからない…」という実験データのテストの場としても!


申し込み開始は5月20日から!賢工印刷の@hakubaoujiを泣かせてやるぜ!というツワモノの参加をお待ちしております!