オブジェクトメニューにトリムマークが復活
Illustartor CS4にトリムマークが戻ってきました。
Illustrator CS4では、いままであったオブジェクトメニューのトリムエリアがなくなり、効果メニューのトリムマークのみになってました。
効果メニューからトンボを作ると、オブジェクトに対するアピアランス属性としてトンボがついてしまう。
▲こんな感じで。
正直、古くからのユーザにとってはとても使いづらい仕様変更だったのだけど「何か理由があって、こうしたんだろうな…」「きっと、同じようなメニューが複数存在するのは美しくないと考えたんだよ」「そもそも、ドキュメントサイズ=アートボードサイズでデータを作るべきだったんだ、いままでのやり方が間違ってたんだ」などど、その裏の事情を深読みし、我慢していたわけです。
ところが。
本日、Adobeより「Enabling editable crop marks in Adobe Illustrator CS4 using the CS3 Crop Marks filter plug-in」として、CS 4でもCS3までの懐かしいトリムマークが使えるプラグインが配布され始めました。
Mac版
http://www.adobe.com/support/downloads/detail.jsp?ftpID=4617
Win版
http://www.adobe.com/support/downloads/detail.jsp?ftpID=4618
ダウンロードしたプラグインを/Applications/Adobe Illustrator CS4/プラグイン/Illustrator フィルタ/にいれるだけ。
あっさり復活。
どうやら先日行われた「Creator's Summit 2009」で「オブジェクトのトリムマークがないのは不便だ」という話になり、Adobeの人があっさり「あ、じゃあ使えるようにしとくよ」という流れになったらしい。
(Twitterでの実況TLしかみてないから、詳しいとこはわかんないけど)
ええ?いや、うれしいけど、えええええ?
うれしいけどさ、うれしいけど。じゃあ、そもそもなんで無くしたのよ??
そんなあっさり戻せるものなの?これはなくさなきゃ行けない深い思想があってなくしたんじゃないの?
ねぇ、もしかして「なくしちゃっていっかー」っていう軽い気持ちで無くしたの??実は何もかんがえてなかったの?
復活したことはうれしいんだけど、こんな軽い感じで手になじんだツールがなくなったり復活したりするというのは、複雑なもんがあるよな。