複数バージョンサポートする方も大変だわな
IllustratorCS6(v16)のアップデータがでましたね。
今回のアップデートでは、Creative Cloud向けアップデート(16.1)と通常ライセンス向けアップデート(16.0.1)が分けられています。
Creative Cloudユーザー特典により、Creative Cloud向けアップデート(16.1)にはバグ修正プラスいくつかの新機能(パッケージ機能や画像の埋め込み解除など)が含まれており、通常ライセンス向けアップデート(16.0.1)はバグ修正のみ、というアップデートです。
Creative Cloudサービスの当初から「Creative Cloudユーザーにはいち早く最新機能が使えるようになります」というのが売りのひとつだったわけですが、今回のアップデートでそれが実現したわけです。
なおCreative Cloud向けアップデートをかけた16.1と、通常ライセンスの16での互換性の問題はなく、ファイルのやり取りに問題はないとのこと(いわもとぶろぐより)
さて、Adobeの「CreativeCloudユーザーだけ機能追加するからね」方針によって、16.1と16.0.1という二つのバージョンが発生してしまった訳ですが、機能の違う2バージョンをサポートするとか、なによりAdobeにとってもめんどくさい事この上なかろうなと思う次第。
そりゃ単純に考えても、アップデーターのテストや動作テストなど2種類のバージョンでやらねばならないわけで、さらにユーザーサポートの場面においても「バージョンは何をお使いですか?え?最新にしてる?ええ、ですから最新のバージョンのどちらをお使いですか?え?16?いや、16.1と16.0.1のどちらでしょう?え?自動アップデートで最新まであげた状態?ええ、ですから…」と、想像するだけで楽しくなっちゃうようなやり取りが繰り広げられること間違い無しで。
…まぁこの状況はAdobeが自ら招いたものですから、Adobeとしても覚悟の上だとは思いますが、Adobeのサポート窓口を引き受けている下請けさんがとても気の毒。がんばれよ。