ちくちく日記

DTP系備忘録。真面目にやってます。

「InDesignユーザーの祭典INDD2012」無事、終了いたしました!

「InDesignユーザーの祭典INDD2012」無事におわりましたーーーー!

まず、平日でしかも有料のセミナーという、こんな厳しい条件にも関わらず、参加してくださった皆さんに感謝します。
最初に「予定人数500人」って聞いた時は、正直「無理なんじゃ…」って思ってしまったのですが、なんの、蓋を空ければ超満員!500人以上の方に来ていただく大盛況のセミナーでした。

いろいろと行き届かないところもあり、反省点は多々あるのですが、ともかく参加していただいた皆さんに感謝いたします。ありがとうございました!
反省点については、次回(があるといいな!)に活かして、もっともっと参加者の方が行ってよかった!と思えるセミナーになるといいなと思ってます。



そして、私のセッション「全員参加型!?私のアナタの欲しい機能」ですが。Adobeの岩本さん、マイナビ小林さん、そして私で、InDesignユーザーの要望をAdobeに聞くというこのセッション。

(撮影:飯田昌之氏)


セミナー終了後、頂いたアンケートでは「岩本さん、おつかれさまでした」とか「岩本さんがメッタ切りされてて…(笑)」みたいな、びしびしつっこまれたAdobe岩本さんを思いやる言葉が多かったのですが、大丈夫です!あの人真性のマゾですから!!

なんだかしらないけど朝集合した時から「私、今日はすっごく楽しみにしてきたんですよ!」って超ニコニコしてて「これからサンドバッグになるのに、何がそんなに嬉しいのか…」と訝しんでいたのですが、セッション中も、もう、もっと!もっと突っ込んで!のオーラ全開で。セッション終了後なんかもう、あんだけ突っ込まれたのに、つやっっつやしてましたから!
「この人、マゾだ…!本物のマゾだ……!!!!!」って戦慄しましたよ、私。

むしろ、皆さん見逃してますが、一番かわいそうだったのは、私と岩本さんの間に挟まれたマイナビ小林さんでして…。

クッション材、およびレフェリー兼タイムキーバー兼司会進行として、間に座っていただいたのですが、小林さんが時間調整してくださってるのをいい事に、まったく時計を見ていない私に、必死で「(時間押してる)まいて!まいて!」みたいなジェスチャーを繰り出して、それを受けた私がアイコンタクトで「了解、巻きます」みたいな返事したくせにその後まったく気にせずしゃべりまくったりして、多分「いいかげんにしろよ…!!!!!!」と心の中で叫んでらしたと思います(セッション途中からぐったりしてた)。私、小林さんとは一ヶ月前ぐらいに初対面で、その後も打ち合わせでちょっとあっただけ、なのにその人に対してこの仕打ち!!(…と思っていたら、小林さんから「もうずっと前から会ってます」とツッコミが…あああああああ)
ほんとごめん!!!!!

アンケートで一人だけ「間に座ってらした方が面白かったです」って書いてくださった方がいましたが、よく見てらっしゃる!実はあそこが一番面白いとこでした!


さて、セッション内容について。

今回は事前に皆さんから「欲しい機能や疑問質問バグ情報」について、アンケートフォームで要望をつのり、それをもとにセッションを構成しました。
アンケート集まるかなぁ…と不安だったのですが、たくさんの方からいろんな要望や質問の入力を頂きました。ありがとうございます!内容も本当に、具体的で、熱い、想いのこもった物が多くて、セッション内で全部取り上げられないのが残念でした。(岩本さんも「こんなに具体的な要望がしっかり集まっているのはとても参考になる」と集まったアンケートについては全部Adobeに持って帰っていただきました。セッション内では取り上げなかったものもちゃんとAdobeには届いてますので安心してください)

そのうえで、私が今回セッションの中でぜひAdobeに聞きたいというか、アンケート入力してくださった皆さんに聞いてほしいと思った事。

このアンケート、たくさん要望は集まったけど、それってつまり普段Adobeに言いたい事があっても、言う場がないと感じている人が多いからじゃないだろうか。

だから、今回どうしても最初にAdobeに聞きたかったのは「こういったバグや要望をAdobeに言うのはどうしたらいいんですか?」という事。
Adobeからの答えは「Adobeのサイトのサポートへのご意見のフォームから送ってください」でした。

これ、聞いてる人のなかには(特に上級者というか、なんつーかすれてしまった人にとっては)「なんだ、そんな答えかよ」って思う答えかもしれない。
でもね、実際この要望フォーム、知らない人多いと思うんです。私も知らなかった。


あのね、この要望フォームね、何を書いてもいいんですよ。

今回「欲しい機能」で取り上げて残念ながら、岩本さんから「(その要望の実現は)厳しいです…」って言われてしまった「表の角丸」「ページをまたぐ表組のセル内での改ページ」「複数ノンブル」…などなど、ダメって言われた機能でもとにかく「その機能つけてください!」って要望しておけば、とりあえずAdobeに「この機能を欲しがっている人がいるんだな」と伝わります。

だから、一言「表組の角丸機能に対応してください!」って書くだけでいい。「ルビ機能、せめてルビ文字で検索置換できるようにして!」でも「ブック機能がすぐ落ちます!なんとかしてください!」でも「ヘルプ機能、オンラインにつながってないと見えないとか、ふざけんなよ!」でもなんでもいい。難しく、詳しく書く必要なんてない。丁寧に書く必要なんてない。どんな書き方でも、数が集まれば、向こうから「どういう要望なんだろう」って調査してくれます。逆に言うと数がない要望は無視されます。

Adobeにとっては、数が正義なんです。直接要望された数の多いものでないと対応しません。言わないと、その機能欲しがっている人がいるなんて知りません。

「でも、どうせ言ったって、対応してくれないんでしょ」こういう意見も、頂きました。


うん。そうだと思う。


多分、そうやって意見をいっても、取り上げてもらえない事の方が多いと思う。
意見を言っても、言っても、言っても、取り上げてもらえない。だからもうヤダ、って意見も聞きました。


でもさ、そうは言うけど、でもInDesign使わなきゃいけないんでしょ?

もうやだ!だからもう絶交!もうInDesign使わないから!…って、皆さん言えないでしょ?そうはいいつつ、仕事上どうしても使わなきゃいけなかったりするでしょ?
しょうがないから使わなきゃいけない、でも、文句いいたい!…じゃ、とりあえず要望フォームから文句送りましょう。
「なんでこんな事もできないんだよ!高い割にこんな機能もついてないなんて!」その文句そのままフォームから送りましょう。

だって、ここしかAdobeに意見いうフォームないんだもん!ここから言うしかないじゃん!
運がよければ、というか数が集まれば、Adobeが対応するかもしれません。


んで、ほんとに、ほんとに、Adobeが嫌になってしまったら。もうInDesignなんか使わなくてもいい!使いたくない!って思ってしまったら。


いま、EDICOLOR安いですよ!30,000円。2012年9月30日までキャンペーンで18,000円!乗り換えてしまえ!

ユーザーが皆、InDesignしか使えないと思ってたら、大間違いなんだよっ!
(ああ、これステージ上で岩本さんに言ってやればよかった…!)