ちくちく日記

DTP系備忘録。真面目にやってます。

Adobe Digital Publishing Suiteは、どうも料金体系がはっきりしない

Adobe Digital Publishing Suiteの料金について、先日のセミナーレポートでは

年額60万円。

この60万円のなかにはサービフフィーとして5,000カウント分のサービス料が含まれている。

つまり5,000ダウンロードまでは、初期費用の60万円でいける。

で、ダウンロードが5,000超えた段階で、販売カウントにあわせてサービス料を追加で支払う必要がある

と書いたのだけど、そのコメントにてYUJIさんに

5000ダウンロートに数えられるのは、定期刊行物を出版したときだけのようですよ。
http://journal.mycom.co.jp/articles/2011/06/08/adps/index.html

という情報をいただきました。
あれー?なにこれ?定期刊行物のみって、なんだそりゃ?そんな事こないだのセミナーでは一言も言ってなかったぞう。

定期刊行物でなければ、追加料金はかからない?
え?それじゃたとえば単体の雑誌として販売する分には、いくらダウンロードされても追加料金はかからないの?
じゃ、たとえば単体のチラシとかカタログは定期刊行物に入らないの?


正直、初期費用の60万に含まれるという5000カウントについても、最初のセミナーではまだ決まってなかったとか言うし、Adobeの中でも料金体系についてはまだ確定していないのかもしれない。

なので、今後も料金については変わる可能性大。まぁ、劇的に安くなるってことはなさそうだから、最低60万、場合によってはウン百万って考えとけば間違いないと思うけどね。

それに先の日記でも書いたけど、現時点ではこの仕組みを導入できる(というか、導入しようと思う)企業は限られてくる。
数少ない導入企業は当然料金については個別相談していくだろうから、正直、Adobeが今提示している金額はあくまで目安程度のものだと考えていい。
だって、毎年100万以上の金をずっと払っていく契約をするのに、価格交渉しないで相手の言いなりとか考えられないもんね。

まぁ世の大多数のAdobeソフトユーザはこの仕組み(使いたくても)使えないだろうから、いくらだって構わないって話になりそうだけどな。