もうインドじゃないんだ…
「Quarkの開発はインドで行っている」っていうのは、DTP的トリビア(なつかしいな。へーへー。)だと思っていたけれど、今は違うらしい。
開発はインドという噂は本当? ついに発売されたQuarkXPress 8の真実を探る
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以前何かのセミナーで、Quarkの関係者だという頭にターバンをまいたおじさん(多分インド人)をみて「おお、インド人!」と自分のトリビア知識が正しいのを確認したものだけど。もう違うのかー。
さて、そんなことはともかく上のインタビュー。新しく発表されたQuark8の機能について触れられている。
特に興味深いのは互換性についての部分。旧バージョンを開いたときの互換性について、以前受けたセミナーでは「可能な限り体裁を維持して開きます」という言い方をされていたのだけど、具体的に維持できないのはどの部分かについて。
>では、維持できない部分は何なのかということになると思いますが、これは新バージョンとの機能差によるものです。たとえば旧バージョンでは、行末のルビが親文字より長い場合の処理がうまくできていなかったのですが、QuarkXPress 8日本語版ではルビ機能が強化され、この問題が解決されています。こうした旧バージョンで問題だった部分まで引き継ぐことは不可能だったということです。今後も引き続きアップデータのリリースを行っていきますが、その中で旧データとの互換性についても更に精度を高める予定です。
過去のバージョンでおかしかった動作を修正したものの一部が再現できない、と。
今後のアップデートで精度をあげていきたいということだけど、まぁその程度のずれなら十分だなぁ。OSも違うんだし、過去のバージョンとの完全互換ってのは無理だろうとあきらめもついてるし。
あと今後のアップデートについて
>実は、すでに今回発売するバージョン8の中に、開発中の機能のモジュールが含まれているんです。そのため、アップデート時には単なるバグフィクスだけでなく、新機能追加もできるような構造になっています。
アップデートで今回入れられなかった機能がはいるようなことをにおわせている。
今回入れられなかった機能って、たとえばPDF/X-4対応なんかがあると思うんだけど、これなんか次期バージョンまで待つんじゃ遅すぎる。ぜひアップデートで対応してほしい。
とはいいつつ、うちはまだ購入予定はなし。
どのぐらい入稿がくるか未知数だからなぁ…。問い合わせが多ければ(または大口の得意先から対応要請があれば)考えるけど。しばらくは様子見だな。
多分、当初は様子見のところって多いと思うから、きっと発売してもすぐにいっぱい売れるもんでもないだろう。その後じわっと広がっていくか、そのまま終息するか(笑)
Quarkさんには、つらい時期を耐え忍んでがんばってほしいものです。がんばれ。