ちくちく日記

DTP系備忘録。真面目にやってます。

KONIKA Digital Konsensus Premium

コニカのデジコン最新機種の発表会があったので、参加。

「このデジコンで平台校正を一掃してみせる!」とコニカが豪語しているというので、期待して見に行ったんですが…。

…………うーん………。正直、期待したほどではないかな…。

紙白再現、紙の質感(ザラツキ)再現というあたりが、売りなのだけど…。
確かに、紙白(紙色)の再現はできていると思う。でも質感の再現は…いまひとつというか、いやそもそもこれを質感再現というのか?

なんというか、やっている事はわかるし、やりたい事もわかるんだけど、結局、デジコン専用紙のあの質感を打ち消す事はできないので、ツルツルテカテカの紙の上に、ムラのある印刷が乗っているみたいになっちゃってる。

もっとはっきり言うと、この再現のターゲットになった平台校正の校正紙を並べてみせて「同じに見えますか」というと「似てるけど同じではありません」としか言えないと思う。
少なくとも、うちでデジコンの品質に満足できなくて、平台校正、本機校正にこだわっているお客様はこの品質じゃごまかされてくれないだろうな…。

平台校正機を一掃するというにはちょっと力不足かなー…せめて「同じに見える」ぐらいはないと。