ちくちく日記

DTP系備忘録。真面目にやってます。

写植展をやってました

平日にお休みを貰えたので、ちょっとぶらぶらしようかなと根津の辺りへ。
お腹がすいたので何か食べ物屋さんでもないかなーと路地裏を歩いていたら



▲なんかやってる!


▲ギャラリーらしい
ギャラリー「華音留」で「写植展」というのをやってました。




▲中に入ると写植の文字盤がずらりと。


▲文字盤、バラ売りしてます。


▲分解された写植機。


▲写植の歌。歌える人ってどんだけいるんだ…


▲文字盤もって、文字をみる


▲変体かな



ちなみにこの展示「見る人が見れば超面白い」という類のものなのですが、展示をしてらっしゃる方がパンフレットや資料をどんどん繰り出して色々と説明してくれます。

▲写植機スピカのパンフレット
その説明が分かる人にはなお、面白いだろうとおもいます(すいません、私半分ぐらいしかわからなかった…)

今の展示は今週末(6/8)までなのですが8月13日から2週間の予定で再度写植展をやるそうです。

こういう写植の展示とか珍しいので興味のある方はぜひ行ってみるといいと思う。そんで展示者の人と語り合うといいと思う(むしろこの展示、あの方と話す方がメインじゃないかと思う)


ちなみに、写植展に気を取られてるうちにランチタイムはおわってしまい昼ご飯たべそびれました。


▲しかたないから甘味処でクリームみつまめ。うまかったっす。

国立科学博物館でたぬきフォントが使われていた

国立科学博物館の企画展「グレートジャーニー人類の旅展」をみてきました。

(ちなみに会場内特定の展示物以外は撮影OKでした)

展示は非常に興味深く、面白かったのですが、展示物の説明パネルにちょっと特徴のあるフォントが使われてまして

これなんだろう?とTwitterで質問

こういうのに詳しい人がやたら揃ってるのが私のTLで、すぐに答えが。


「たぬき油性マジック」というフォントだそうです(たぬきフォント

聞いてから答えがでるまで1分かかりませんでした。すばらしすぎ。


というか、デザインする人ってこういうフォントがあるとかよく知ってる。
私は普段製版とか出力側の業務で、モリサワフォントワークスだ、小塚だヒラギノだとメジャーどころのフォントしか扱わない事が多いのでこういうなんていうか、メーカー製でないフォントの情報には疎いのだけど、調べてみるとこのフォントいろんなところでじわじわ使われてるんだね。今回の展示にはこのフォントはとても雰囲気があっていたと思う。


製版側の頭でみると、このフォントで入稿してきたら「アウトラインとってこいやーーー!!!」としか考えられないのだけど、いざ入稿されたときに「なにこれ?!こんなフォント知らんわー!」って慌てないようにこういうフォントの知識ももっとかないとなー、とか思いました。




▲「もっと精進しろやーーー!がおーーーーーー!!」