ちくちく日記

DTP系備忘録。真面目にやってます。

InDesignからPSとPDF

InDesignから書き出したPSをPDFにすると、最背面にBleedBoxサイズの塗り白オブジェクトができる。

と、いう事実に今日気がついた。

先日InDesignから書き出されたPSをTrueflowのアウトラインPDFにした物を刷版行程に回したのだけど、そこで「殖版ができない」と言われてやり直しに。

その刷版行程では、刷版データの殖版をするのにFlatworkerを利用しているのだけど、InDesign→PS→PDFのデータだと、PDFの背面が白になってしまって重ねて合成できなかったのだそうな。

QuarkからPSを吐き、PDF化したものは問題なかったとの事なので、何が違うのか?とテスト。

Quark、InDesingそれぞれからPSを吐いて、TrueflowでアウトラインPDFにしたものをIllustrator8で開く(人には「そんな事すんなバカー」とか言っといて、自分でやるやつ。笑)

たしかに、InDesignのPSから作成したPDFのほうは、最背面に裁ち落とし幅サイズで白の塗りオブジェクトができてしまっている。

Trueflowのせいかと思ったが、DistillerでPDFをつくったものでも結果は同じ。

正確には白のオブジェクトではなく「Allという名前の特色(プロセスカラーへの変換をしたときの値はC100M100Y100K100)の値を0にしたもの」というオブジェクトがおかれている。

さて、問題はわかったけど、どうやって解決すればいいの?

Quarkでやり直してもいいけど、今後InDesignのデータも増えるだろうし、それじゃ根本的な解決にならないよな…

ふと、思いついて、InDesignからPSではなく直接PDFをはいてみる。

あ!これだとできないじゃん!これでいこう!

とりあえず、根本的な解決にはなってないけど、逃げ道は見つけたので、今日はここまで。